アドレス日本一周 west[55]
投稿日:2013年1月23日
広島探訪
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10月10日。夜明けとともに東広島駅前の「東横イン」を出発。スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gを走らせ、国道2号で広島へ。途中のコンビニでおにぎり&お茶の朝食を食べ、広島の中心街に入っていった。
広島駅前から「広島探訪」を開始。まずは広島のシンボルの広島城へ。
広島は6河川の三角洲上に位置する町。古くは五ヶ村と呼ばれた寒村だ。
天正17年、吉田から移ってきた毛利輝元がこの地に築城し、地名を「広島」と改めた。関ヶ原の合戦後は福島正則が支配し、元和5年(1619年)以降は浅野氏45万石の城下町になった。浅野氏は12代つづき、明治維新を迎えた。
アドレスを停め、新しく復元された表御門から広島城に入り、昭和32年に復元された5層の天守閣を見る。旧天守閣は国宝に指定されていたが、原爆の投下によって全壊。なんとも惜しいことだ。
つづいて広島一番の繁華街の紙屋町から原爆ドームへ。原爆ドームは補修、補強の工事中だった。
原爆によって破壊された旧広島県産業奨励館の残骸が原爆ドーム。昭和20年8月6日に投下された原爆は、この建物の上空、600メートルの地点で爆発したという。たった1発の原爆で20万人を超える命が奪われ、半径2キロに及ぶ市街地が一瞬にして廃墟と化した。原爆の持つすさまじいばかりの破壊力を今の時代に伝えているのが原爆ドーム。
最後に平和記念公園を歩き、原爆供養塔に手を合わせ、広島駅前に戻った。